18 読んだよ。「じわじわくる文具」

昔から文具が好きだ。

文具が好きでノートやペンやメモ帳などを山ほど買って、

部屋が破綻してしまうほど文具が好きだ。

一生かかっても使い切れない量があるので今は新しく買うのを我慢している。

文具にはユーザーのための思いやりがプロダクトに詰まっている。

良い文具に触れると思いやりを感じて嬉しくなる。メーカーの人にお礼を言いたくなる。

ファンレターはハードルが高いので、Twitterで担当者がエゴサしやすいように商品名を含めつつ褒め称えるくらいはする。

図書館でたまたま「じわじわくる文具」の本を見かけ、

文具本だったのでとりあえず借りてみたらこれが良い本だった。

様々な文房具を取り上げて、商品に込められたメーカーの思いやりを語る。

37本の文具コラム。

「そうそう、そこがいいんだよね！」もちろん知ってる文具や、

「全然知らなかった！いいねそれ！」ってなる文具。

「そういう魅力もあるのか」って気づかせてくれる文具。

読むだけで発見があって楽しい。

こだわりが詰まった商品は値段が高いものだ。

ファッション誌とかだと値段が一桁二桁違って別世界だと思ってしまうが

この本で紹介されるのは高くても数千円の商品なので手が届く。

ちゃんと自分と同じ世界にいてくれるのでうれしい。

文章だけでメーカーの思いやりを感じさせてくれるので、実際に紹介された文具を所持しなくても満足感があった。同じ文房具好きの方には是非オススメしたいです。